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お役立ち情報コラム

今月の特集 (2019年8月)      

初めてのラグビー観戦ガイド

今秋はアジア初のラグビーワールドカップが日本で開催されます。 日本代表はもちろん、世界の強豪チームが活躍する姿もたっぷり楽しめそう。 観戦初心者のための基礎知識を、日本ラグビーフットボール協会に教えてもらいました。
 監修:片桐康弘
 日本ラグビーフットボール協会
 広報部マネージャー
ラグビーって?
ボールを先頭にした陣取り合戦です
ラグビーとは、両チーム各15人の選手が一つのボールを奪い合い、手足とも自由に使って敵陣に運んでいくスポーツです。発祥地イングランド(英国)では最初、村同士で町中や野山全体を舞台に戦う激しいものだったそうです。やがてスポーツとしてのルールが整えられました。特徴的なのは、パスの際は必ず後方にボールを投げること。常に、ボールがある位置までが自陣(オンサイド)、それより先は敵陣(オフサイド)とされ、敵陣側にいる味方選手がプレーに参加すると反則になります。ボールを先頭に自陣を押し進めます。

得点の種類
得点には四つの方法があります
トライ   5点
手に持ったボールを、敵陣のインゴールと呼ぶエリアの地面に付けた場合など。
コンバージョンゴール   2点
トライを決めた位置の延長線上からボールを蹴り、ゴールポストのクロスバーを超えた場合。
ドロップゴール   3点
プレー中にドロップキック(ボールを地面に落として蹴る)でゴールした場合。
ペナルティーゴール   3点
相手側の反則から得たプレースキック(地面にボールを置いて蹴る)によってゴールした場合。

観戦の注目ポイント
「走る」「蹴る」以外も見どころです
    ラインアウト
 ボールが左右の線(タッチライン)から出たときの再開方法。背番号2番の選手がボールを投げ入れることが多く、支えられてジャンプする選手が受け取ります。ここからトライに進むケースが多いプレーです。
    スクラム
 軽い反則が起きたときの再開方法。両チームのフォワード8人同士が肩を組んで押し合います。真ん中に入れたボールを足でかき出すのは前列中央の2番の選手。それを、5m以上後方に控えるバックスの選手が受け取ります。
    モール・ラック
 選手が密集するプレーのこと。ボールが地面にあればラック。ボールを持った選手の周りにできる密集がモール。オフサイドの反則が起きやすい。
    タックル
 ボールを持っている選手に対してのみ行えます。危険行為は反則ですが、相手をつかむのはOK。ラックやモールの発生時以外はオフサイドの反則もありません。タックルで倒れているままの選手はプレーできません。

ノーサイドの精神って?
試合終了後は敵味方なく称え合います
ラグビーの試合は前後半各40分。ハーフタイムも含めると2時間近くかかりますが、試合が終了すれば「ノーサイド」。互いに全力を尽くした後はもはや敵味方ではない、という意味です。その精神は観客も同じ。両チームのサポーターが混ざり合って観戦し、良いプレーには共に喜び、終われば相手チームを称えて一緒に飲み交わします。それが、品位を重んじるラグビーならではの文化なのです。

9月20日開幕
ラグビーワールドカップ2019日本大会
主な試合日程
9月20日(金) 日本 対 ロシア 東京スタジアム(東京)
9月28日(土) 日本 対 アイルランド 小笠山総合運動公園エコパスタジアム(静岡)
10月5日(土) 日本 対 サモア 豊田スタジアム(愛知)
10月13日(日) 日本 対 スコットランド 横浜国際総合競技場(神奈川)
10月19日(土) 準々決勝 東京スタジアム(東京)/大分スポーツ公園総合競技場(大分)
10月20日(日) 準々決勝 東京スタジアム(東京)/大分スポーツ公園総合競技場(大分)
10月26日(土) 準決勝 横浜国際総合競技場(神奈川)
10月27日(日) 準決勝 横浜国際総合競技場(神奈川)
11月1日(金) 3位決定戦 東京スタジアム(東京)
11月2日(土) 決勝 横浜国際総合競技場(神奈川)
「世界のトップ選手が日本に集まります。試合だけでなくキャンプ地も全国各地。海外の観客も大勢来ます。ノーサイドの精神でぜひ楽しんでください」(片桐康弘さん)

各選手の役割は?  背番号によって決まっています


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