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お役立ち情報コラム

家庭菜園&家庭園芸 (2017年9月)

私の食育日記 おいしさの要因

 子育てをしていると食に関する悩みが次々と出てきます。好き嫌いや食べる量など悩みはさまざまです。しかし、そんなときは、大切なのは食べることを好きになってもらうこと、細かいことは気にし過ぎないようにしようと自分に言い聞かせています。1日3回もある食事。まずは食事が好きで、おいしいということを幸せに感じられる子になってほしいと思います。
 おいしさとは単にその食べ物が持っている特性ではありません。同じ物を食べてもおいしいと感じる人もいればそうでない人もいるように主観的なものです。おいしさには、その食物が持つ特性、その人が持つ特性、そして食べる環境の特性の三つが影響しているとされています。
 食物の特性とは、味や香り、食感といったその料理が持つものです。これは好みに合わせて食材や調理法を選ぶことでおいしく仕上げることができます。
 次に人が持つ特性とは、その人が空腹であるのか、精神的に安定しているのかなど食べるときの状態です。空腹である方がおいしく感じますし、緊張した状態ではおいしさを感じにくくなります。食事の時間を規則正しくして、食べるときには程よく空腹になるよう配慮してあげる必要があります。
 最後の環境の特性とは食事をする場所の気候や明るさ、食習慣などのことです。暑い夏に冷たいそうめんをおいしく感じたり、雰囲気のあるお店やきれいな食器によっておいしいと感じるのもこの環境の特性です。子どもの食事も遊びながら口に入れるのではなく席に着いて、テーブルの上も整えて、誰かと一緒に楽しく食事をすることでおいしさをより感じることができます。
 このおいしさに影響する三つの要素を意識することで、普段の食事もよりおいしいと感じてもらうことができるかもしれません。そして、食事の時間が大好きになってもらえたらうれしいです。


手軽にできる有機ベランダ栽培 タマネギの秋まき栽培

 タマネギは、国内生産量が第4位、おなじみの家庭常備野菜です。
 奥行き22~24cm、間口60cmのコンテナであれば、2条植えで10株収穫できます。早生種、中生種、中晩生種を組み合わせ多めに栽培すれば、5月から翌年1月まで自給が可能です。初心者は苗を買って植え付けることをお勧めしますが、種まきから始めることもできます。
 種まきは、関東以西平地で9月中旬、東北は9月上旬、暖地は9月下旬が目安ですが、各地域の適期に従います。早生種はこれより早めに、中晩生種は遅めにします。植え付け用とは別にコンテナを用意し、種の間隔が0.5~1cm、条間10cmの条まきにし、厚さ1cmに覆土して水やりします。発芽したら2cm間隔に間引き、種まきから30日後にぼかし肥1条あたり10gを追肥します。株元の太さが5~7mmに育つまで55~60日です。
 植え付けは11月中旬が目安です。条間と株間は共に12~13cmの正方形にします。苗は多めに用意しコンテナごとに大きさをそろえて植えます。株元の太さが5mm程度を標準にし、それよりも太い場合でも鉛筆の太さ(約7mm)を超えない物を選びます。太いととう立ちしやすく、細過ぎると小さな球にしかなりません。植え付け位置に深さ3~4cmの細い植え穴を作り、葉の分岐部が埋まらないように、下部の白い部分が3分の1ほど地上に見えるぐらいに挿し込みます。このとき、根が地上に出ないようにします。コンテナには前日までに水やりをしておき、植え付けたら地際を手で強めに押さえます。追肥は12月下旬、2月上旬と下旬の3回、ぼかし肥1条当たり10g施します。水やりは適宜行い、特に生育が旺盛になる3月下旬以降は毎日行います。
 収穫は、葉が自然に倒れてから、まだ葉が青々している状態で抜き取ります。葉を半分切り落とし数個を1束に縛り、風通しの良い日陰でつり下げ保存します。


あなたもチャレンジ! 家庭菜園 冬の鍋物用シュンギクはこれからがまきどき

  冬の鍋物に欠かせないシュンギクですが、天ぷらやおひたしにも向き、近年は生のままサラダやトッピングにと、幅広く用いられるようになりました。
 いずれも取りたての新鮮さが魅力。栽培もしやすいので家庭菜園の野菜としてはうってつけです。
 地中海沿岸地方の原産、日本へは中国を経て室町時代に渡来し、江戸時代から栽培が盛んになりました。春に黄色い花をにぎやかに咲かせるので「春菊」の名が付けられました。地域によっては「菊菜」と呼ばれることもあります。
 まきどきは9月。種の準備をしましょう。
 葉の切れ込み具合によって、大葉種、中葉種、小葉種に分かれますが、現在主に流通しているのは切れ込みが目立つ中葉種です。
 切れ込みが浅く大型の葉の大葉種は葉肉が厚くて柔らか、香りが強いです。この他に、茎が太くて長く伸びヤシの木のような草姿となり、癖の少ないスティックシュンギクがあります。サラダや天ぷらにしておいしいです。
 土壌に対する適応性はかなり高い方ですが、乾燥には弱いので、保水力のある畑を選びましょう。
 生育適温は15~20度ですので、低温期に良品を得るには、フィルムやべた掛け資材により保温します。
 種まきに際しては、シュンギクの種子は充実度にばらつきがあり、もともと発芽率が低い性質があるので、やや厚まきにし、芽が多く出たところを間引きして生育をそろえるようにしましょう。種子は好光性で、覆土が厚いと発芽しにくいですから、覆土はやや薄めにし、覆土が厚い部分は芽が出たら間引きます。間引きは本葉2枚の頃2~3cm間隔に、本葉7~8枚の頃5~6cm間隔を目安とします。間引き後は畝間に追肥し、軽く耕し込んでおきます。
 収穫は、株ごと抜き取る方法と、本葉10枚ぐらいになったら下の方の葉を3~4枚残して中心の茎を摘み取る方法があります。摘み取りの場合は、中葉種の中でも茎が伸びやすい新種を用い、最終株間を10cmぐらいに広く取り、多くの良い側枝を出させるために図のように摘み取ります。








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