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お役立ち情報コラム

家庭菜園&家庭園芸 (2018年2月)

私の食育日記 お米好き

 わが息子はとにかくお米が大好き。「何が食べたい?」と聞くと、しらすご飯、おにぎりなど返答はお米です。うどん屋さんで食事をしても「ご飯は?」と言って2歳児にしてうどんとおにぎりを食べます。日本人としてお米好きは誇らしく思いますが、母としては、もっと野菜を食べた方がいいのでは、お肉をあまり食べていないのではと心配になり、おかずを強く薦めてしまいます。
 しかし、かつて一汁三菜の食事が一般的だった日本では、1日の摂取カロリーの多くをお米から取っていました。1960年代ごろは摂取エネルギーの半分がお米からでした。これでは少し炭水化物が多くなってしまいますが、その後、貧しい時代を脱して肉などの欧米風のメニューも食卓に上り始めた1970年代ごろが日本人にとっては最もバランスの取れた食事だったとされています。
 このころ、摂取エネルギーのうちの3~4割をお米から取っていました。その後、お米の摂取量は年々減り、現代のお米からの摂取エネルギーは約2割。パンやパスタなど、小麦粉を使ったメニューが増えたためでもありますが、なによりお肉や油物の摂取が大幅に増えたことが理由です。これは食が豊かになってきた証拠ではありますが、過剰摂取は栄養のバランスを崩し、生活習慣病へと結び付いてしまいます。生活習慣病が年々増え続ける様子を見ると、食が豊かなことがイコール健康的な食事とは言い難く、あらためて昔の食生活を見直すことも大切に思えてきます。
 エネルギー摂取の3~4割をお米からと考えると、息子の好みはなかなかバランスの取れた食事内容に見えてきます。飽食時代であることを認識して、大好きなご飯のお供に、お魚、野菜、お肉など幅広く好きになってくれるよう献立を工夫していけたらと思います。


手軽にできる有機ベランダ栽培 春まきリーフレタス

 リーフレタスは、玉レタスよりも作りやすく、栄養豊富でサラダなどに人気の野菜です。春まき栽培と夏まき栽培があり、通常は苗作りから始めます。3月中旬から始まる苗作りでは、気温が低い時期なのでトンネルが必要ですが、移植をしない直まき栽培にすると、種まきの時期を遅くすることができ、トンネルが不要になります。春まき栽培は3月下旬の直まきがお勧めです。
 間口60cm、奥行23cm程度の一般的なコンテナでは、株間15cmで4ヵ所に点まきします。種は1ヵ所に4粒まき、種が少し見える程度に土をかぶせて手で鎮圧し、適宜水やりをして、発芽するまで新聞紙などで覆います。本葉が4~5枚になるまでに、各所1本に間引きします。
 育苗する場合は、先ほどのコンテナでは2条に条まきにします。浅いまき溝を作り1cm間隔で種を並べた後は直まきと同様です。発芽したら葉が触れ合う程度に間引きながら、本葉4~5枚のときに掘り上げて、別のコンテナに株間15cmで1条植えにします。直まきも育苗も、間引いた株は間引き菜としておいしく食べられます。
 肥料は、直まきの場合は発芽後に、移植の場合は定植後に、1株当たり2つまみ(約6~8g)のぼかし肥を与えます。その後の追肥は、20日後に同量を1回だけ行います。
 株がコンテナいっぱいに大きく広がってきたら収穫できます。株ごと一度に収穫してもよいですが、外葉から1枚ずつかき取って収穫する方法も、少量ずつ食べるのには便利です。このとき中心から7~8枚の葉は常に残しておかないと、新葉の発達が緩慢になり生産量が落ちてしまいます。収穫の目安は6月です。
 レタスに合う混植はアブラナ科の野菜です。移植栽培のレタスにはキャベツが適します。キャベツはリーフレタスと同時期に種まきをしますが、本葉2~3枚のころにポリ鉢に鉢上げしておき、本葉4~5枚になったら交互に定植します。直まき栽培では小松菜やルッコラを1株置きに直まきして、間引きながら収穫します。


あなたもチャレンジ! 家庭菜園 多年生でジャムにして最適なルバーブ

 ルバーブはシベリア南部が原産のタデ科の多年生野菜です。一般に知名度は低いものの、ギリシャ、ローマでは紀元前から医薬品として栽培されていたとされる野菜で、ヨーロッパやロシア、特にスイスの山地の自家菜園ではよく見られます。
 強い酸味はジャムに最適。その他に砂糖漬け、シャーベットなどにも利用できます。使い方が分かれば、村おこしの産品としても魅力があります。
 草丈は50~60cm、葉幅30~35cm、葉柄の太さが3~4cmにもなる大株に育ちます。一度植えておけば、冬には葉枯れしますが、翌年再び勢いよく伸び、長年そのまま栽培できるほど強健な野菜です。
 紅茎種と緑茎種がありますが、紅色の色濃い物が望ましいです。「ビクトリア」「マンモスレッド」などがありますが、国内では品種ごとには手に入りにくいので、単にルバーブとして販売されている物、ネット通販などで、種子または根株として買い求めます。一番簡単なのは2~3月ごろに栽培している人から根株を分けてもらい、畑に植え付けることです。
 種子から育てる場合には、十分暖かくなった3月中旬~4月中旬に種まきし、本葉5~6枚の苗に育てて畑に植え付けます。寒さと乾燥には強いが、耐暑性は弱く、耐湿性も低いので、気候が冷涼で排水良好な場所が一番好適です。
 大株に育つので、十分間隔を取り、畝幅90cm、株間50cmぐらいの疎植にしてください。畝の中心に深さ25~30cmの元肥溝を掘り、完熟堆肥と油かすを施し植え付けます。夏~秋の生育中に2~3回、油かすと化成肥料を追肥します。7月ごろにとう立ちし、やがて白い花をにぎやかに咲かせますが、このように放任しておくと草勢が衰えるので、とう立ちし始めたころ早めに摘除しましょう。
 収穫は、5~6月の生育盛りには2週間に1回ぐらい、葉の付け根から2~3枚ぐらいずつ行います。梅雨明けごろから生育が鈍るので、徐々に収穫を減らしていきます。
 利用するのは赤紫色の葉柄の部分です。黒色フィルムを被覆して軟化処理をすると葉柄の赤色が鮮やかになり、品質が良くなります。
 なお、広い葉の葉身の部分にはシュウ酸が多く含まれているので、利用はできません。







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